近年、鉄筋コンクリート造・RCの建築物は、自由な形状で美しい仕上りを実現できることから、一般住宅にも需要が拡大しています。コンクリート打ち放しは、型枠に生コンクリートを流し込んでできた、コンクリートの素材を活かした剥き出しの仕上がりです。その為、高度な知識と技術が要求されます。 新築工事でも徹底した現場管理と高度な技術を併せ持っても、さまざまなトラブルを誘発します。
ジャンガ(骨材が見える状態)
コールドジョイント
クラックピンポール
アバタ・色むら
ベニヤ目違い
表面はがれ
色むら
さび
当然のことですが、コンクリート打ち放し壁は、塗装やタイルなどの仕上げ工程がありません。
新築のコンクリート打ち放し壁であっても、上記の写真のようなトラブルや、コンクリートの肌がむき出し(スッピン)なので、その状態で経年すると、中性化・劣化・黒ずみ汚れが進行します。そのため、化粧を施し、保護材を塗布することで、建築物の長寿命化=資産価値の維持にもつながります。
化粧は、人間で例えますと女性がお化粧をして綺麗にするように、コンクリート本来の質感を損ねることなく、特殊保護塗膜(クリヤーコーティング)で保護するので高耐久な仕上がりになります。
❶施工前
❷素地調整(補修材の充填、研削)
❸アート施工
❹保護材塗布
➀完成