コンクリート打ち放しは、コンクリート用合板(ベニヤ)の型枠に生コンクリートを流し込んで施工します。打ち放しは、名称の通り、剥き出しのコンクリートの素材を活かしたものです。打ち放し仕上げは、型枠をバラしてみないと仕上がりが分かりません。高度な知識と技術が要求されます。 新築工事でも徹底した現場管理と高度な技術を併せ持っても、さまざまなトラブルを誘発します。
主なトラブルとしては、ジャンガ、ひび割れ、アバタ、色むら、コールドジョイント、さび色跡、モルタル補修の再施工などがあります。
※ジャンカ(生コンが行き届いていない、骨材が見えている大きな空隙)
※アバタ(コンクリート表面の気泡)
※コールドジョイント(生コンの打込み後、時間が経過した層の上に,次の層の生コンを打ち
継ぐことで生じる不連続面。付着性が悪く構造上の欠陥を生じやすい)
このようなトラブルを解決します! ご予算の都合上、全面施工が無理な場合に!
(注:全面補修になる場合があります。)
コンクリートの地肌を見ながら、現場に合ったコンクリート独特な色を調合し、絵画・塗装用具、自社オリジナル用具を使って仕上げていきます。
色付け材は、特殊なものを使用しているので、エイジング塗装等で使用している油性塗料や水性アクリル塗料のような絵画的な仕上がり(表情)ではなく、コンクリートの特徴的な質感・表情に仕上がります。
下地(モルタル)工程で、不具合箇所に下地材を充填し、必要に応じて、ベニヤの板目やPコン孔跡、アバタを造形します。色付け(アート施工)工程では、現場に合ったコンクリート独特の柄・模様のような特徴的な色合いに仕上げます。
一般的な補修の次元ではない、三和工務店(特殊左官技術×アート)の特殊技法により、コンクリート打ち放し独特の質感・表情に復元(リペア)美装することで、より リアル に、より現場の雰囲気に溶け込んだ自然な仕上がりをご提供いたします。
降雨時の色合いについて
降雨時、コンクリート壁面(表面)に雨水が染みて濡れ色になります。当社の美装材は、特殊塗材を使用していますので、美装補修した箇所も、同様に濡れ色になります。(アクリル塗材のように、水が弾くことはありません。)