RC杉板浮造り(うづくり)デザインとは、モルタルと杉板を使用し、モルタルの表面を木目模様が際立った(木の木目を浮き上がるように仕上げとしたもの)仕上げをしたものです。木目調に色仕上げすることもできます。
一般的には、杉板などで作成した型枠にコンクリートを流し込んで施工しますが、その場合は、打ち放し仕上げになるため、型枠をバラしてみないと仕上がりが分かりません。そのため、出来栄えの悪い部分(ジャンカ、アバタ、表面剥がれ等)が発生するなど、難しい面があり、ハイリスクです。
「RC杉板浮造りデザイン」は、6~7㎜程度の薄塗り工法ですので、壁下地がある上に施工できます。内装の場合は、ラスカット(合板とラスカットの2層張り)を推奨しています。外装の場合は、ラスカット、ラスモル下地を推奨しています。
※浮造り(うづくり)仕上とは・・・木目の柔らかい部分(夏目)を削り、固い部分(冬目)を浮き出させ、表面の木目の模様が際立つ仕上げのこと。
内外装に施工可能な箇所としては、下記のような材質・下地があります。
仕上がり・色合いの見本として、下記のようなサンプル(W1200×H1500)を作ってあります。
実際、色については、自由にアートできます。お客様のご要望に応じて、サンプル(W600×H450)を作成し、お客様の確認後、現場施工します。
岐阜 邸宅門柱
東京 邸宅門柱 /杉板浮造り調デザイン